底地借地のおはなし

底地借地権に関するこれまであった相談やお悩みから学ぶことで人生がハッピーになる方法

中の良い兄弟が共有名義でもめずに済んだのは

中の良い兄弟が共有名義でもめずに済んだのは



兄弟中の良い家族でした。双子の兄弟と妹の3人で、借地権を相続、その際3名の共有名義にしました。

ずっと親しんでいた家を大事にし、その後にリフォームをするときや固定資産税の支払いも3人で平等に負担。その後お兄さんと弟の2名は他界し、子どもたちへお兄さんの子供は2名、弟さんの子供も2名でした。そこで遺産分割協議を行いお兄さんの子供とお父さんの子供に6分の1ずつ、妹さんには3分の1の遺産分割協議が行われました。

その家には妹さんと妹さんのお子さん(男の子2人)がすまれており、お兄さんの2人は外に出てしまっている状態でした。

時代もすぎたころ地主さんより底地の買い取りをしないかという相談がありました。妹さんは良い機会だと「土地を買いたい」と考えましたがお金がありません。
そこで他の家族へ相談すると、帰ってきた返答は「売却してお金で分けてほしい」というものでした。どこでもそうですが、実際に住まわれている方とそうでない方の考え方は異なります。

借地権の話でこのようなケースにトラブルになってもめているケースを普段から聞いていた妹さんは「私が生きているうちにこの件は解決したい。」とおっしゃられました。そこで、自分はこの土地を買い取ってと考えておりましたが、そこは共有名義の難しいところ、結果として、甥っ子姪っ子の考えを尊重し売却してお金で分けることにしました。

お話を聞くと、「うちの親が生きている時にはすでにお兄さん弟さんはすでに遠方に出ていってしまっていたことも有り、親にはこの建物は妹さんにやるからと単独で相続をすることを言われていたけれども、遺言書を書いてもらうことも、亡くなったときに遺産分割協議をして単独相続をすることをせず、法定相続として皆で共有名義にしたことが原因です。あのとききちんとしていればこうはならなかったのに。」と

 

最後は底地を地主さんから購入し底地借地を私共に買い取らさせていただき、売買代金を甥っ子姪っ子と分け合うことで決着をしました。
今回のケースは、妹さんが自分が生きているうちにこの問題を解決せねばと考え、妹さんが決断をしてくれたおかげで争いには発展せず、うまく収まった案件です。