底地借地のおはなし

底地借地権に関するこれまであった相談やお悩みから学ぶことで人生がハッピーになる方法

借地権は売れますが、なかなか難しいのが実のところ

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借地権が売れますが。

「借地権は売れるんでしょ」というのは昨今皆さん知られてきて言われるようになってます。
借地権は地主さんの承諾があれば第三者に売却することが可能です。
人口の比較的多い地域特に東京23区等では条件等にもよりますが借地権の売却について比較的容易です。

しかしながら地方などは第三者への売却は難しいケースがほとんどです。
借地権自体はそもそも自らが建物を立て利用する目的にもとづいています。そのため自分自身での利用についてはメリットも大きく権利も強いのですが、第三者に売却などになった場合はずっと難しくなり、金額も下がり値段がつかないことも。


借地権の売却については地元の不動産屋さんに一度聞いてみるといいと思います。借地権でなくとも比較的土地があまっていたり、土地の価格が動いていないまたは下落傾向にあるところでは所有権での売買を選ばれるためです。

その場合は、借地権を地主さんへ買い戻してもらうか、またはご自身での有効活用(収益物件の利用)を検討されてみてはいかがでしょうか。
借地権の特性として、自ら利用することでメリットも発生しかつ強い権利として機能します。
一方で第三者に売却しようとした途端、その価値は低下し、最悪値段がつかないこともあります。

簡単に売れるかどうかは、その地域の不動産に訪ねて見ることです。このあたりでの借地権の実績はどうですか?と尋ねると教えてくれます。そこで過去の取引実績などがでくるようであれば売却の可能性がありますし、逆であれば売却は難しいかもしれません。

そうした場合は先程記載したとおり

選択肢
①地主による借地の買い戻し
②ご自身での運用
③地主への借地権返却
以上を検討としてみて下さい。