底地借地のおはなし

底地借地権に関するこれまであった相談やお悩みから学ぶことで人生がハッピーになる方法

譲渡と建替の承諾料

譲渡と建替の承諾料


借地権付建物を第三者に売却する場合、借地人は譲渡の承諾を地主にもらい、併せて譲渡承諾料を地主に支払します。
この場合建物が老巧化していなければ良いのですが、こういったケースの場合老巧化している建物が多く、建替をしないと次の人が住めない状態ということがあります。
このような場合は、譲渡承諾と建替承諾を両方併せた形で地主より取得したうえで、第三者へ売却を致します。

実務的な流れについてですが、まず売主となる借地権者は売買代金受け取り時に譲渡と建替の承諾料を地主に支払っていただきます。

買主になる方は古い建物を一旦取得し自分の名義に変更後、ご自身の負担において古い建物の取り壊しと新しい建物の建築を行う流れになります。

承諾の内容


地主との承諾書には次の項目が必要です。
1譲渡先は誰になるのか
2新築する建物はどのようなものか
3建て替えする建物により地主が払う固定資産税や都市計画税は変更されます、その際はどう対応するのか
4建物を新築する際、銀行融資を利用する場合は銀行からの承諾書に押印(実印)いただけるのか
5前面道路が私道の場合、道路の通行・掘削承諾(通行・掘削承諾書)はもらえるのか


などなど、これに加えて地域ごとに異なる慣習や、場所によってはケースバイケースでの対応も必要だったりと承諾書についてはいろいろと面倒なことが多く、不動産会社でも借地権に不慣れなところだと対応が十分でない場合もあります。


交渉時にこのようなことを踏まえながら進めていかないと不利な条件になったり、あとで困ったりと後戻りできないケースもありますので借地の専門家を交えて進めることをおすすめします。